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東西医学 自分で診て治す21世紀の健康術 (講談社+α新書 (226-2C))

東西医学 自分で診て治す21世紀の健康術 (講談社+α新書 (226-2C))

石原 結實

東西医学 自分で診て治す21世紀の健康術 (講談社+α新書 (226-2C))

定価: ¥ 840

販売価格: ¥ 840

人気ランキング: 3969位

おすすめ度:

発売日: 2007-12-21

発売元: 講談社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



医学博士もいろいろ:もう少し上手な騙りを
この手の書物を医学博士が書き、それが売れる世の中である。この本、つまりは緊急医療は西洋医学にさせ、慢性疾患は全部東洋医学でいけ、という主張だ。それ自身あまり新味がないし、内容も従来の同種の本と大して変わるところはない。しかし、内容そのものにすぐに判る誤りが多くここまでくると愉快である。「水素と酸素をいくら調べても水のことはわからない」ように、「遺伝子などをいくら調べても体のことがわかるはずがない」そうである。遺伝子医学の全否定ときました。現在、遺伝子研究のおかげでどれだけ多くの疾患が治療可能になっているかご存じないようである。(ついでに原子と分子の関係についてもだが。)高血圧、糖尿病をはじめ、多くの慢性疾患は分子生物学的な機序の解明が多くの福音をもたらしているのだ。また、近年「西洋医学で原因不明の病気がこんなに増えている」という主張もわざとらしい。従来「原因不明の心不全」で済まされていた病気の中から、たとえば「拡張型心筋症」という一群の病態が分離されてあらたな病気として認知されるのは、「病気が増えた」のではなく「病気が詳細に判ってきた」ということである。東洋医学は所謂西洋医学にない優れた面を多く持つ医学である、それは事実で、それを取り入れていくのは重要なことなのだが、このような初歩的な無理解に満ちた記述を堂々とされているのを見ると、折角の称号もどうかと思う。

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