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自由論 (岩波文庫)

自由論 (岩波文庫)

J.S. ミル

自由論 (岩波文庫)

定価: ¥ 735

販売価格: ¥ 735

人気ランキング: 57104位

おすすめ度:

発売日: 1971-01

発売元: 岩波書店

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



自由への提言
内容については、いわずもがなでしょう。近代の倫理、即ち功利主義について書かれた不朽の名作である。



しかし、21世紀の普通の日本人にとっては、翻訳の日本語が中々理解し

にくいのではないでしょうか。翻訳とは、訳者の解釈なので、できれば原

典にあたることが望ましいといえます。他のレビューにも訳文についての

意見がありますが、当を得ていると思います。



因みに・・・

著者の倫理思想については序文で説明されています。本編は、その思想を

下に自由についての理論的な主張がなされています。

「イケてる社会ってどんなの?」と考える全ての人へ
現代倫理学の基軸である、功利主義的自由主義の古典。

「他人に迷惑をかけない限り何をしてもよい」

そんな社会がイケてるんだ! とミルは言う。



ロールズ理論をはじめ、現代の政治理論や倫理学の多くが

功利主義的自由主義に対する批判から生まれてきている以上、

「イケてる社会って何やろか?」と考える人はこの本から

はじめるべきでしょう。

自由とは、個人に幸福をもたらす条件を整える根本概念である
 通読。この本だけではないが、およそ150年前の欧州では自由というものについて考察され、価値を認められていた理由はなんだろうか。ミルもその点について簡単に記載している。貴族や市民の責任免除や王権に対する制限といった自由から、個人の自由の概念が拡張されていったとはいうものの、それがなぜかについては書いていない。

 再読。この本の主題は内面的自由ではなく社会的自由である。

ミルは、自由に関して三つの原理を呈示している。言論の自由、個性の自由、個と他との関係における自由の制限、がそれである。言論の自由は自由の最も根源的な条件であり、個性の自由は換言すれば多様性の容認であり自由の根源それ自体に関わるものであり、個と他との関係における自由の制限は他に対する行為の有害性だけが唯一の根拠である時にだけ許されるものである、と言っている。これ等の原理の妥当性を説明する事例がいくつか挙げられていて、それらは類推すれば現代でも十二分に通用する。

 自由とは、個人に幸福をもたらす条件を整える根本概念であり、個人及び社会の能力を向上させる最大の手段でもある、と読み取れました。混迷する現代社会に共有できる思想の原理として、思い起こされて然るべき古典だと思います。

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